坂本龍一さんが2ヶ月に一度放送している、j-wave radiosakamotoにて、
フィールドレコーディングをモチーフにしたサウンドアート作品がオンエアされました。
こちらの音源は、フィールドレコーディングに楽器を使わず、音源そのものに手を加えるアプローチで、
音源の周波数帯域から雰囲気に合っていた音階Bを基音として、 61Hz、123Hz、246Hz、493Hz、987Hz、1975Hz、3951Hz
の 音量を上げただけのシンプルなサウンドアート作品です。
サカモト教授が「ちょっと音楽に寄せているのかな?」と話していましたが、 まさにその通りのアプローチです。
「もう少し倍音をあげてもいいんじゃない?」というようなお話でしたが、倍音を強くすると自然界が薄れてしまうので、
一振りのスパイス程度にしていました。
まだ春風の吹く肌寒い2020年4月の松島湾夕方です。
コロナ禍で人々も少ない中でのクラゲの世界をどうぞ。